エンジニアリング

WelcartでPaypal導入をしようとした時にもろもろ困った話

今日のお話は「更新って大事だね」ってことと「大事な情報を教えてもらうことは大変だなぁ」ということです。

Welcartの決済にPaypalを導入してみた

あるECサイト構築を行っていたところ決済にクレジットカードを使えるようにしたいというオーダーがあったのでpaypalを使おうということになった。
sandboxでテストして、いざ本番移行・・・・・と思ったら色々と大変でしたっていう話・・・・・

Welcartのバージョンをあげなくてはいけなくなっていた・・・・

実はこのECサイト開発着手したあとお客さんの都合で3年ほど開発が止まっていたんですね。そうこうしている間に TSL2.0対応などの流れからSSLを通して決済を行うエクスプレスチェックアウトに変更しなくてはならなくなっていた。しかもWelcartの一部functionのフックが無い部分に対して内部コードも触っていたのでverupの時にその部分もいじらなくてはいけなくなり・・・・・ツライ。。

教訓:wordpressやプラグインのコアをイジる時は必ずフック(function.php)でやらないとやっぱりツライ

Paypalの本番API情報を取得するのがツライ

良い意味でも悪い意味でもpaypalの認証が辛かったです。お客さんからアカウント連携をしてもらって中に入って本番APIの情報を見ようとしたんですがこんな画面が・・・・・・

スクリーンショット 2017-05-01 15.19.54

こんな感じで、毎回電話認証がお客さんの固定電話にかかる(確かにセキュアだけどさ・・・・)

電話を受けて、その電話口のコードを画面で打ち込む・・・・
このお客さん、だいぶITに疎い方で協力してもらってAPI情報を連携してもらうまで3週間かかりました。。。。。。。(そもそも何故電話対応をしないといけないのだ!と怒られたり。。。。お客さんのコピペミスで2回不正確な情報が来て、認証されないぞとなったり

教訓:ビジネスアカウントの代表番号はITの管理者の番号(というか開発側番号)にしておくと何かと幸せ

クレジット決済

・・・・・・ユーザー側のリテラシーを踏まえた対応の大事さを今回痛いほど思い知りました。。。。