どーもヘタレエンジニアまる です。
サービス運営とかやっている時にシステムアラートがなってないのに何故か止まっていた!みたいな事たま〜にありますよね(いや、ログ設計ちゃんとしろよというツッコミは認めます・・・笑)
そういう時に役立つのはTwitterです。ということでソーシャルアラートを鳴らしてみることをしてみました。
DIYの第1弾は監視カメラを作りました、興味があればそちらもどうぞ。

第二弾は手抜きシステム

第三弾はLineBot

ルンバさんハックはこんなこともやってます


システム概要
今回のシステムはこんな感じです



- 10分に1回APIを叩く
- APIではTwitter上で指定キーワードで10分以内のツイートを取得します
- 2件以上あったらtrueをjsonに返します
- trueが帰ってきたらパトランプとけたたましいサイレンがブラウザ上でなります
動画は以下をお借りしました(動画にサイレン音を付与させていただきローカル実行しており、再配布してません今回のサンプルコードにも添付してません)
APIを作ってみましょう
TwitterのAPIを叩くための事前設定はググってください 完了したところから始めます。
今回は、GCPのCloud FunctionsでAPIを作成します
twitter-reaction.py
from requests_oauthlib import OAuth1Session import json import datetime from pytz import timezone import flask def main(request): ck = "Twitterのコンシューマキー" cs = "Twitterのコンシューマーシークレット" at = "Twitterのアクセストークン" ats = "Twitterのアクセスシークレット" twitter = OAuth1Session(ck, cs, at, ats) #twitterの検索用のAPI url = "https://api.twitter.com/1.1/search/tweets.json" #GCPだとUTC標準時になってしまうためタイムゾーンを日本に設定した上で本日日付を取得 dt = datetime.datetime.now(timezone('Asia/Tokyo')) #10分前算出 dt2 = dt + datetime.timedelta(minutes=-10) #検索条件をリツイートを除いて設定 コードが動いた時間から10分前以降のツイートを取得 #retweetは除く JSTをつけることで日本時間で検索が出来る #TwitterAPIにおいては時分秒はAPIリファレンス上では検索出来ることは書いてないが可能 query = '検索ワード1 検索ワード2 exclude:retweets since:' + dt.strftime('%Y-%m-%d') + "_" + dt2.strftime('%H:%M:%S') + "_JST" params = { 'q' : query, 'count': 3 } str = "" res = twitter.get(url, params = params) if res.status_code == 200: res = json.loads(res.text) #デバッグ用にツイートログ出力 for line in res['statuses']: print(line['text']) print(line['created_at']) #sutatusesが2件以上あったら検索にひっかかっているということ #headerにはCORS対策でAccess-Control-Allow-Originをallにしている if len(res['statuses']) > 1: response = flask.jsonify(result="true") # response.headers.set('Access-Control-Allow-Origin', '*') response.headers.set('Access-Control-Allow-Methods', 'GET, POST') return response else: response = flask.jsonify(result="false") response.headers.set('Access-Control-Allow-Origin', '*') response.headers.set('Access-Control-Allow-Methods', 'GET, POST') return response else: return "エラー"
requirement.txt
# Function dependencies, for example: # package>=version requests-oauthlib flask
ポイントは以下3点
- GCPだとUTC標準時になってしまうためタイムゾーンを日本に設定した上で本日日付を取得
- TwitterAPIにおいては時分秒はAPIリファレンス上では検索出来ることは書いてないが可能なので設定した上で_JSTをつけて日本時間にする
- CORS対策でAccess-Control-Allow-Originをallにしている
これで出来ました
フロント画面を作ってみましょう
index.html
<!DOCTYPE HTML> <html lang="ja-JP"> <head> <meta charset="UTF-8"> </head> <body> <h1 id="status_mohji">現在Twitter上でXXXXXXは平穏です</h1> <video controls id="myVideo" width="400px" height="224px"> <source src="./ramp1.mp4" type="video/mp4" width="400px" height="224px"> </video> <script type="text/javascript" src="./main.js"></script> </body>
main.js
//10分に1回ブラウザを自動リロードさせる const timer = 600000 window.addEventListener('load',function(){ setInterval('location.reload()',timer) }) window.onload = function(){ //リクエスト変数 var req = new XMLHttpRequest(); req.open("GET", "CloudFunctionsのURL", true); req.send(""); req.onreadystatechange = function() { var video = document.getElementById("myVideo"); var str = document.getElementById("status_mohji"); if (req.readyState == 4) { // 通信の完了時 if (req.status == 200) { // 通信の成功時 json = req.responseText; twitter = JSON.parse(json); console.log(json); if (twitter.result == "true") { video.play(); str.textContent = "TwitterでXXXにおいて問題が起きています!"; } else { str.textContent = "現在Twitter上でXXXXは平穏です"; } } }else{ } } };
ポイントは以下2点
- ブラウザは10分に1回リロードさせている
- GCPへjsからコールしてきてjsonを取得{result:true or false}
これでやってみたんですが GoogleChromeのみ音声が鳴らないです、こちらChromeの仕様が変わってしまって突如音がなるということはGoogle先生的には駄目になってしまったみたいです。つれないねぇ・・・・・・
とまぁこんな感じで
結構カンタンにソーシャルアラートを作ることが出来ました。
サーバーレスで気軽に作れるので気軽度高いですよね。
今度はこれをArduinoなどを使って本物のパドランプをまわしてみたいと思います。
みなさんも楽しいアラートライフをお送りください(楽しいのか??はおいておきましょう)