エンジニアリング

挑戦者〜Rock disk Next〜が本当に挑戦者だった件・・・・

やりたい事

ずっと前に購入した Rock disk Next というNASを自分の思い通りに弄ぶ事
これが思った30倍大変だったのでメモを残してやるといきり立った。

10,000 + HDD 2TB 8,000(バルグ)くらい で「20000円以内でNASが出来る!」という喜びがあった

使う用途

・最近マンガを600冊ほど自炊に出したので(ここもいつか書く予定)それを家の中、外で読めるようにする
・リーダーはiPhoneとNexus7を想定

だがしかし・・・挑戦者という名前に恥じない暴れっぷり(序章)

とりあえず組み立ててルーター接続

初期設定だとインターネットからアクセスする場合、mySharingというサービスを使うみたい

ss 2014-12-23 10.59.59

こんな感じでWebからアクセスするとNASのMACアドレスいれてみると、NASのログイン画面が表示される

ss 2014-12-23 10.59.31

ログインすると

ss 2014-12-23 10.59.40

こんな感じのデスクトップ風の画面が表示される

一応導通確認はとれたのだが・・・・
ここからが嵐の始まりだった・・・

嵐の始まり

・iPhoneから見る場合は iSharingというアプリを使用しないと見れない
これが 「半端無く使いづらい」
 画像開こうとすると謎のサムネイル自動作成がされて変なキャッシュがiPhone (Androidも)作られる
 pdfの少し思いファイルを開こうとすると落ちる
 他のビューワーで連携して開けないのでマンガが見づらい

・・・この辺は見るという時の工夫で対処(かなり不満だが)出来る問題だった

・そもそも接続障害が頻繁に起きる
 NAS起動→2時間経過→アクセスする→Device offline とエラー発生

もう・・・
「全然使えないやん!!!!!!!」

なんとか解決する事にした

解決方針はこんな感じ
なんとかオフラインになる悪現象を回避する
 →とりあえず原因調べて分からなければ、もうあきらめて、適当なタイミングで再起動を自動にすればよくねーか?
iSharing糞問題について
 →FTP鯖たてれるみたいなのでFTPからアクセスするようにすれば良くね?(セキュリティ気をつけようね)
→グローバルIPが頻繁に変わるので動的DNSの反映をさせる

そもそもこいつは何もんだ?

このNASに対してroot権限でアクセス出来るか調査

・・・telnetでなら出来る模様 (ソース:公式掲示板
[shell]
$ telnet ip address
Trying …
Connected to .
login: root
Password:
#入れた!
[/shell]
とりあえずログイン成功したので色々見てみる
[shell]
#入っているLinuxは何ですか?
[root@isharing]# cat /etc/`ls /etc -F | grep "release$|version$"`
Fedora release 12 (Constantine)

#何が起動時、動いてるんですか?
[root@isharing ~]# chkconfig –list
#イロイロいらなさそうなのがあったため停止した気がする
[/shell]

#yum とか使えないし・・・どうしようと思っていたが Fedora12のコンパイル済のrpmパッケージがあるという事が
判明(ソース:【NAS】挑戦者RockDiskNextを買ってしまった!【Part3】~rmpコマンドでwgetを追加~
※情報めちゃめちゃ参考になりました・・・・

wget-1.11.4-5.fc12.armv5tel.rpm を適当にググってゲットしてきた
インストール
[shell]
[root@isharing]rpm -ivh wget-1.11.4-5.fc12.armv5tel.rpm
[/shell]

よしこれでrpmコマンドが使えるようになった

とりあえず接続が切れないように自動再起動出来るようにしよう

ログとか見てるとサービスは動いているのにつながらないというよくわからない状況だったため、一旦自動再起動でごまかす
cronが入ってないのでcronを導入して自動再起動をかけれるようにする

[shell]
#ググってパッケージは適当に落としてきたものを実行
#依存など多少あるっぽいのでこの順番で実行すると良いかと思います

[root@isharing]# rpm -ivh –nodeps cronie-1.4.3-2.fc12.armv5tel.rpm
Preparing… ########################################### [100%]
1:cronie ########################################### [100%]
[root@isharing]# rpm -ivh crontabs-1.10-31.fc12.noarch.rpm
warning: crontabs-1.10-31.fc12.noarch.rpm: Header V3 RSA/SHA1 signature: NOKEY, key ID 57bbccba
Preparing… ########################################### [100%]
1:crontabs ########################################### [100%]
[root@isharing]# rpm -ivh cronie-anacron-1.4.3-2.fc12.armv5tel.rpm

Preparing… ########################################### [100%]
1:cronie-anacron ########################################### [100%]
[/shell]

入ったか確認
[shell]
[root@isharing]# /etc/rc.d/init.d/crond status
crond is stopped
[root@isharing]# /etc/rc.d/init.d/crond start
Starting crond: [ OK ]
#自動起動設定
[root@isharing]# chkconfig –level 2345 crond on
[root@isharing]# chkconfig –list crond
crond 0:off 1:off 2:on 3:on 4:on 5:on 6:off
#crontabの設定(3時間に1回再起動する)
[root@isharing]# crontab -e
0 */3 * * * /sbin/reboot
[/shell]

一旦これで、再起動中はアクセスが切れるがわざわざDevice offlineになってNASを実機のボタンを押して再起動しなくて済むようになった

次はFTPのサービス設定と、グローバルIPが動的変更した時の対応だね